健治郎会長が語る、「昔の話、まあ聞いちょ」(2003.6.25連載開始)
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その10【今なら虐待、新聞ネタ?】(2004.8.17)
 5ヶ月ぶりの更新となりました。お待たせして申し訳ございませんでした。

 小学生の頃、悪戯をすると、昔のことですから先生によく殴られたもんです。(殴られる事をピンタと言いまして軍隊言葉から来ました)
殴る道具はゲンコツ、平手、根節(竹の根っこ)、スリッパ(皮靴の古いものを今のスリッパのように加工した履き物)、1メートルの直線定規(木製の長さ1メートル幅約5〜6センチの定規)が有りました。
 小学4〜5・6生頃になると、何かと悪戯したものです。すると先生にしかられ先ほどの道具で殴られました。先生の平手で右のほっぺを殴られると顔が90度左向いています。次に左手でピンタを受けますと顔が右90度、根節で頭の天辺をたたかれると、眼から火花が飛び散り、おまけに星まで飛んで花火大会ですわ。後は体がふらふらとふらついています。
 1メートルの直線定規で殴られますとほっぺたに5〜6センチ幅位で長さ10センチほど赤く型が付きますわ。そんな顔をして家に帰りますと、親父から必ず「又悪いことをしたな」と、大目玉を食らい、「おまえが悪いんや、これから叱られんようにせんかい」と、これまた叱られるのが落ちですわ。これも今よく考えてみると、悪さするなら、叱られんよう上手にしろ、ということやったのかも知れません。
 子どもが悪戯したら、叱られて殴られて当然と、おそらくどこの親も同じやったんと違いますかなあ。
 ところが、今の世の中変わりましたなー。もしこんな事がありましたら親がキャーキャー学校に押し掛け、PTAが集会を開き、教育委員会が頭を下げ、新聞テレビが駆けつけ、警察に傷害罪にされ、殴った先生は職を失いますわ。ほんまに、しあわせな世の中になりましたな。

次は子どもの悪戯について、まあ聞いちょ。
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吉野 健治郎
k-yosino@rinku.or.jp