健治郎会長が語る、「昔の話、まあ聞いちょ」(2003.6.25連載開始)
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その7【ここ掘れ、ワンワン】(2003.11.15)
 30数年前、今の社長が中学の頃の話しです。家族で犬を飼って楽しんでいましたが、夏休みに二泊三日の旅行をするときに問題が起こりました。何が問題かと言いますと犬の餌です。
 そのころすでにドッグフードはありましたから三つの器に三日ぶんずつ分けて入れておいても、お犬様には分かる由もなく、結局大きな器にたっぷり三日分入れて旅行に出かけたものです。
 このとき思いついたのは自動餌やり器です。そのとき裏庭の照明の点灯に電気式のタイマーを使っていたのにヒントを得て、自動的に一食分のドッグフードが出て来るという仕掛けです。水は、といいますと餌やり器の上にウォーターボックスを置き、水飲み容器の水が減るとフロートの仕掛けで水が補給する。このようなものを作れば気に掛けることなしに旅行できるのにと思いました。
 今ではこのようなものはあるそうですが、その時代に商品化されていれば同じ思いの方たちに、役に立ちましたでしょうに。
 「ここ掘れ、ワンワン」でひと儲けなどとは考えなかった、まだまだのんびりした時代でした。
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吉野 健治郎
k-yosino@rinku.or.jp